検索意図とは?SEO集客を上げる分析法とツールを使った調べ方を公開

検索意図とは

「検索意図」とは、SEO対策やオウンドメディア運用、コンテンツマーケティングを行う上で知っておく必要があります。

今のSEO対策では検索意図がずれると確実に上がりません。

そこで、今回はブログ初心者の方やSEO対策に関わり始めた方に、「検索意図」の定義から調べ方、考え方、活用方法までわかりやすくお伝えいたします。

にしもん
検索意図って何?検索キーワードと何が違うの?ちょっと分かりづらい〜

そんなあなたも大丈夫。

この記事を読むことで、

  • 検索意図とは具体的に何を指すのか
  • ユーザーの意図をどのように調べるのか
  • 分析した上でどのように活かせばいいのか

が迷わなくなるのでぜひ参考にしてみてください。

良質な記事を書く上で重要な「検索意図」について理解を深め、見られて読まれるコンテンツ作りを目指していきましょう。

全体像と目次

SEO対策に欠かせない検索意図(検索インテント)とは

SEO対策する上で、検索意図(検索インテント)という概念を理解できないと検索順位UPは期待できません。

「検索意図」とは、検索エンジンで「あるキーワード」を検索窓に打ち込んだユーザーが持っている

  • 希望や願望、期待
  • 悩みや問題の解決
  • 目的達成

のことを指します。

例えば、「東京 明日の天気」というキーワードで検索した人の検索意図を考えてみましょう。

「東京 明日の天気」の検索結果

「東京 明日の天気」と検索する人は、明日の東京の天気を直感的に知りたい訳であり、文章コンテンツとして情報知りたいわけではありませんよね。

そもそも、明日の天気を知るために長い文章を読みたくありません。

知りたいのは、傘を持って行くべきなのか、東京で遊ぶ予定があり服装で悩んでいるのか、天気を知った上で交通手段を検討して判断さえできればいいのです。

それに対して、「医療脱毛 エステ脱毛 違い」という検索キーワードを見てみましょう。

「医療脱毛 エステ脱毛 違い」という検索ワードは、検索結果にGoogleのユニバーサル検索の枠がなく、オウンドメディアや公式サイトが検索結果に並んでいます。

つまり、Googleは「医療脱毛 エステ脱毛 違い」というキーワードに対して、検索ユーザーが多面的な視点での情報を求めていると現状では判断していることがわかります。

このような、キーワードの奥に隠されたユーザーの意図や目的のことを「検索意図」と呼びます。

にしもん
Googleすごい!まるで人の検索ワード(言葉)を理解している生き物みたいだね。

検索意図を知ったうえで適切で最適なコンテンツを用意し、現状のユーザーの問題を解決することで、検索エンジンからも評価され上位表示されやすい記事となります。

キーワードによって検索意図はさまざまですが、主に3つの分類と4つのクエリに分けることが可能です。

当初は検索意図は3つに分類されていた

Google の科学者であり、Yahoo! のリサーチフェローでもあった Andrei Broder による研究結果 “A taxonomy of web search” では、検索意図は下記の3つに分類できるとされています。

はじめに3つお伝えすると、

  • 取引型の検索クエリ
  • 案内型の検索クエリ
  • 情報収集型の検索クエリ

に分類されています。順を追って見てみましょう。

1:取引型の検索クエリ

  • 何かアクションを起こしたい
  • ◯◯したい

このように明確な行動目的がある場合の検索キーワードが該当します。

例)「最新 iphone 機種変更 」→機種変更したいというアクション。

  「OSアップデート 方法」→OSをアップデートしたいというアクション。

2:案内型の検索クエリ

ユーザーの頭の中にいきたいサイトが明確にある場合の検索クエリです。

例えば、下記のようなキーワードが該当します。

「ゾゾタウン」「楽天」「アマゾン」「Wikipedia」

これらの検索クエリはあるプラットフォームで何かを探している状態ですよね。

3:情報収集型の検索クエリ

情報収集が目的の検索クエリが該当します。

例えば、

「2021年夏 ファッショントレンド」→ファッショントレンドを知りたい。

「東京 明日の天気」→明日の天気を知りたい。

といった感じです。

Googleが今提唱しているマイクロモーメント(4つの分類:Do、Know、Go、Buy)とは

しかし、近年では、上記3つの分類ではなくなってきつつあるといいます。

それがGoogleが提唱しているマイクロモーメントという概念です。

マイクロモーメントとは簡単に言うと「人がなにかを欲した瞬間」のことをいいます。

招きのねこ
スマホの普及とデバイスの処理速度、回線速度の進化で、人は何時いかなる時も情報にアクセスできるようになったからだね。5Gが一般的になったら、人の検索行動がまた進化するかもね〜

人が欲した瞬間の検索するクエリが大きく4つの分類されます。

それが、

  • DO(したい)
  • KWOW(しりたい)
  • GO(行きたい)
  • BUY(買いたい)

の4つです。それぞれ見てみましょう。

1:Knowクエリ(知りたい)

検索したキーワードについてざっくり情報を知りたい検索クエリです。

オウンドメディアやアフィリエイトサイト、事業者はまずはKnowクエリを狙うことをおすすめします。

例)「SEOとは」「検索意図とは」「債務整理 わかりやすく」

2:Goクエリ(行きたい)

検索したキーワードの場所・サイトに行きたい時の検索クエリになります。

例)「渋谷 人気ラーメン店」「渋谷区役所 行き方」「はてなブログ」「ディズニーランド 行き方」

例えば、歯医者、クリニック、ネイルサロンや飲食店を経営されている院長先生やオーナーさんは、集客アップにローカルSEO(Googleマイビジネス)を頑張れば集客UPすることができますよ。

ローカルSEOは「地域名(駅名)+サービス」でGoogleマップに表示されたり、指名検索された際に、検索結果で大きなアピール枠を使うことができます。

3:Doクエリ(したい、やりたい)

検索したキーワードについて実際にやってみたい場合。

例)「自重トレーニング 方法」「時短料理 レシピ」「ヘアアレンジ 方法」「東京 釣り堀」

4:Buyクエリ(買いたい)

検索したキーワードの商品やサービスを購入したい場合。

例)「おすすめ 睡眠サプリ」「ピザ 宅配」「映画 チケット購入」「枕 Amazon」

このように、検索キーワードによってある程度分類分けが可能なので、そこから検索意図を紐解いていくことが可能です。

詳しく分析方法を紹介していく前に、そもそもなぜ「検索意図」が重要なのかご説明いたします。

SEO流入に欠かせない!検索意図を掴む考え方の重要性

冒頭でも説明した通り、「検索意図」はSEO対策やコンテンツマーケティングを行う上で必須の要素となります。

これを理解するためには、Googleが提唱している指標を理解する必要があります。

・Googleの指標

Googleが掲げる10の真実には、Googleが検索エンジンとして大切にしている指針が記載されておりますが、その1つにこのような言及があります。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Googleは当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいWEBブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

Googleのトップページはインターフェイスが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。

広告は広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りなら良かったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

このように、Googleは大前提としてユーザーを最優先に考えてサービスを提供していることを理解することが重要です。

これはGoogle検索エンジンをより多く利用してもらうために、ユーザーにとって一番良いサイトを表示するというGoogleのアルゴリズムによるものです。

ユーザーにとって一番良いサイトとは、ユーザーが抱える悩みや疑問、ユーザー自身も気づいていない潜在ニーズを解決に導くことができるコンテンツのことを指します。

つまり、

ユーザーの「検索意図」を正しく理解し、悩み解決、問題解決ができるサイト・コンテンツがSEOの検索順位の評価に関わります。

キーワード選定をしても、狙うキーワードの「検索意図」を把握しないまま、なんとなく作るコンテンツは内容も曖昧となり、ユーザーからもGoogleからも評価されないサイトとなってしまいます。

一生懸命書いた記事も、読まれなければ意味がないのです。

これで楽勝!検索意図の調べ方、分析方法7選

「検索意図」の重要性についてご理解いただけたところで、具体的に「検索意図」を分析していく方法を7つご紹介していきます。

これらの方法を様々なキーワードで繰り返し試していくことで、大体の検索意図は把握できる様になります。

慣れてしまえば確認するポイントは同じですので、最初に覚えてしまいましょう。

1:バーティカル検索で検索意図を掴む

バーティカル検索とは、Google検索した際に、検索窓のすぐ下に表示され、検索対象を特定のカテゴリに指定できる機能ことを指します。ピンク枠で囲っている部分がバーティカル検索部分になります。

例えばこちら。

バーティカル検索
バーティカル検索

デフォルトでは「すべて」のカテゴリでの検索結果が表示されています。

順番を見ると、すべて、画像、動画、ニュース、ショッピングの順番になっていますよね。

つまり、「検索意図」という検索キーワードでは情報コンテンツやオウンドメディアが上がりやすいことを示唆していると捉えてもいいでしょう。

しかし、「スニーカー レディース」で検索した場合はバーティカル検索の順番が変わります。

バーティカル検索の順番が変化

すべて、ショッピング、画像、動画、ニュース

という順番になっているので、情報を求めているというよりは、商品を見ながら、レビューや価格を比較して、「スニーカーを買いたい」という検索ユーザーの意図が伺えますよね。

その証拠に、検索結果も見てください。

上位表示されているサイトは、

  • 楽天(モール)
  • ABCマート(靴専門ショップ)
  • ZOZO(モール)
  • Amazon(モール)
  • BUYMA(モール)

がズラッと並び、個人のサイトやブロガー、大きな企業の靴を扱うメーカーでさえ、「スニーカー レディース」という検索ワードで狙っても上位表示させるのは難しいでしょう。

狙うキーワードを上げるのが難しいと判断した場合は無理に狙わず、上がるキーワードで戦うことをおすすめします。

では、「ディズニーランド 行き方」で検索してみると、

で検索した場合は、「すべて」の次に「地図」が表示されています。つまり、地図や行き方などの全体感をを知りたい検索意図だとわかりますね。

ちなみに、SEOの検索結果も表示のされ方が異なっているのがわかります。

これらの検索結果から、Googleの人工知能がユーザーの「検索意図」を読み取って色濃く反映していることがわかります。

「スニーカー レディース」で検索したユーザーの意図はおそらくレディーススニーカーを購入したいのだなという推測から、Googleは通販サイトを上位に表示させています。

「ディズニーランド 行き方」の場合は、現在地や渋谷駅からの行き方を知りたいのだなという検索意図を推測し、該当するサイトやマップを表示させています。

バーティカル検索の並び順でクエリを分類しよう

先程マイクロモーメントの話で、検索意図には4つの分類があるとお伝えしました。

では、この

  • Doクエリ
  • Knowクエリ
  • Goクエリ
  • Buyクエリ

をどのようにして分類してクエリを判断するかというと、このバーティカル検索なのです。

バーティカル検索の並び順で、SEOで狙う検索キーワードのクエリがつかめます。

例えば、先程の例でいうと、

「スニーカー レディース」という検索キーワードは【ショッピング】が来ているので、Buyクエリだとわかります。

つまり、もし仮に、自分が「スニーカー レディース」という検索ワードを狙う際には、商品をユーザーにすすめるページを作らないといけないと分かると思います。

間違っても、レディースのスニーカーを解説するようなページではSEOで上位表示することができないとわかりますね。

このように、バーティカル検索は検索意図の判断材料のひとつになります。

2:ユニバーサル検索で検索意図を掴む

ユニバーサル検索とはリッチリザルトやナレッジグラフといった個別の名称がついていて、ウェブページ以外のコンテンツを表示する機能です。

Google検索結果に表示される、画像や動画、地図や最新ニュースなどの情報のことを指します。

例えば、

坂本龍馬のユニバーサル検索

他にも、

ワインの開け方の検索結果

このピンクの枠がユニバーサル検索枠です。

検索キーワードによっては全く表示されなかったり、組み合わせが変わったりと、ユーザーの検索意図に合わせた情報が表示される仕組みです。

画面右側に大きく表示されているのがナレッジグラフ、画面左側に表示されている動画やトップニュースの部分がリッチリザルトです。

検索するキーワードによって、Googleが表示する検索結果は異なります。そこにはユーザーの「検索意図」を知るヒントが散りばめられているので普段から意識することをお勧めします。

3:サジェストで検索意図を俯瞰する

サジェストとは、検索エンジンで検索した際に、検索キーワードと一緒に検索されやすいキーワードを自動で提示してくれる機能のことを指します。

もっとも簡単にユーザーのニーズを分析できる部分ですので、必ず確認するようにしましょう。

サジェストは検索候補を補完してくれる機能です。サジェストは言わば、他の人も沢山調べているから候補で上がってきているのです。

ということは、関連ワードも一緒に説明や解説することでユーザーの満足度はあがりますよね。

無料でサジェストをコピーできるおすすめツール:ラッコキーワード

4:関連キーワードで検索意図の範囲を掴む

関連検索もサジェスト機能と同じく、「検索意図」を調べる上で代表的な部分になります。

検索結果のページ下部に表示されます。

候補となる関連ワードもコンテンツ作成にはヒントになります。

5:共起語で検索意図の漏れを防ぐ

共起語とは、あるキーワードと一緒に使用される単語のことを意味します。

例えば、「筋トレ」というキーワードの共起語は、「時間、トレーニング、方法、スポーツ、運動、ジム」などが挙げられます。

共起語から、ユーザーの検索意図や傾向が読み取れます。共起語を調べる際は、無料で使える検索ツール:ラッコキーワードがおすすめです。

6:上位サイトを参考にしてGoogleの評価軸を見る

対策するキーワードですでに上位表示されているサイトを分析するのも有効です。

上位表示されている=Googleから評価されている=ユーザーの検索意図を満たしているコンテンツということになります。

共通しているポイントはどこか、書き出してみましょう。

7:Q&Aサイトで検索ユーザーの本音を知る

Q&Aサイトでキーワード検索をして質問を見るのも有効です。

おすすめQ&Aサイト

検索ユーザーの気持ちやインサイトを掴むことで検索意図に対して深みのあるコンテンツを作ることができます。

QAサイトはそのキーワードに対してダイレクトにユーザーが悩みを相談している場所なので、その悩みを解消するコンテンツをGoogleが評価する可能性は高いです。

SEOで上位表示させる確率をあげるコンテンツを作る2つの方法

ここまで具体的に「検索意図」を分析する方法をお伝えしてきました。

分析した結果浮かんできたユーザーの「検索意図」を活かして、魅力的なコンテンツを作成する際のポイントをお伝えいたします。

ステップ1:検索意図にマッチしたコンテンツを作る

ここまで読んでくださった方ならもうお分かりかと思いますが、検索意図にそぐわないコンテンツは、そもそも上位表示されない可能性が高いです。

読まれたとしても自分が欲しい情報ではないため、すぐに離脱し、他のサイトへ移ってしまうでしょう。

自分が何を発信したいかという自分本位なコンテンツではなく、Googleも提唱しているように、常にユーザーファーストを意識したコンテンツ作りをしましょう。

その中で元となるのが、「検索意図」なのです。

ステップ2:マイクロモーメントを意識したコンテンツを作る

おさらいになりますが、ユーザーのマイクロモーメントを意識したコンテンツづくりが必要です。

狙うキーワード(検索意図)が

  • Doクエリ
  • Goクエリ
  • Knowクエリ
  • Buyクエリ

のいづれかを判断して、それにマッチするコンテンツを作りましょう。

ステップ3:1つのテーマに対する複数の検索意図は、なるべく網羅する

「検索意図」を分析する上で、様々な要素が出てくる場合も多いです。ユーザーによって検索意図は異なるものなので、当たり前なことではあるのですが、ここで疑問に思うのが、「全部の要素を載せるべき?」という点です。

結論から申し上げますと、対策キーワードから外れない限りは、全ての検索意図を網羅すべきです。

というのも近年のGoogleアルゴリズムはコンテンツの「網羅性」も評価している節があるからです。

ただ、全てを盛り込もうとして文章が変になり、読みにくくなったりするとユーザーファーストの観点からも離れてしまうので、難しい場合は削ってしまって大丈夫です。

読みやすく、かつユーザーのためになる情報が網羅されているコンテンツを作成しましょう。

検索意図が外れて検索順位が上がらない!どう改善すればいいの?

渾身のコンテンツを作り、いざ、インデックスさせてみたはいいものの、全く評価されないこともありますよね。

そういう場合、改善する要素(内部リンクや外部リンクの対策)はいくつもあると思うのですが、まずは狙ったキーワードの検索意図を満たしているかを見てみましょう。

その際に、有効的な無料ツールがあります。

それが、GoogleのSearchConsole(通称:サチコ)です。

サーチコンソールの管理画面

サーチコンソールを使うことによって、何が良くて何が悪かったのか、どんな内容を追加で入れてみればいいのか分かるようになります。

サーチコンソール上のクエリ

一つ一つのキーワードを見たり、ページを固定してキーワードを見ていくことによって検索意図を満たしたコンテンツを提供することができるのです。

その結果、狙った検索キーワードだけではなく、関連するロングテールワードでも、言い換え表現の検索ワードでも上位表示することができるのです。

ただし、例外として、狙うキーワードの検索結果が、国の機関のページだったり、Amazon・楽天のような超大手ドメインの場合はどんなに頑張っても上がらない可能性が高いです。

まとめ

  • 検索意図を汲み取っていないサイトはGoogleから評価されない(その結果SEOでの検索順位が上がり集客UP)
  • 検索意図を汲み取った、ユーザーの疑問や潜在ニーズを解決できるサイトは、Googleからもユーザーからも喜ばれる
  • もし狙ったキーワードで上がらなくても改善すれば上る可能性もある

です。

本記事で紹介した方法を参考に、「検索意図」をしっかりと狙った上質なコンテンツ作りをして頂ければ嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

検索意図とは

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