カリギュラ効果とは?マーケティングや広告に使える行動心理学

カリギュラ効果とは

カリギュラ効果という言葉をご存知でしょうか。

今回はカリギュラ効果とは何か?また、どんな活用事例があるのか?をご紹介していこうと思います。

全体像と目次

カリギュラ効果とは?禁止されると見たくなっちゃう

カリギュラ効果とは、行動を禁止されることによって、それを破ってしまったり、興味を持ったり気になったりする人間の心理現象です。

カリギュラ効果の語源の由来は、1980年頃にアメリカとイタリアの合作映画「カリギュラ」が由来となっています。

センシティブで残酷なローマ帝国の皇帝を描いた映画で、過激すぎ放映禁止にしたところ、逆に見てみたいという人が殺到し話題になったことで名付けられました。

招きのねこ
確かに、カリギュラっていう映画、逆に見てみたいね。
にしもん
私は怖い映画や映像は苦手なので無理だ〜

他にも、

鶴の恩返し
鶴の恩返しはカリギュラ効果

鶴の恩返しもカリギュラ効果ですね。「絶対に障子を開けてはなりません」って、絶対に開けて覗くでしょ、普通に。

更には、浦島太郎の「箱は絶対に開けちゃダメですので…」もカリギュラ効果です。絶対に開けるでしょ。普通。

そんな事言うんだったら、いっそのこと渡さないでほしい。

カリギュラ効果で面白いダチョウ倶楽部

そうです。ダチョウ倶楽部です。

ダチョウ倶楽部の上島さんの「押すなよ、押すなよ」はカリギュラ効果と言えるでしょう。

カリギュラ効果をより普及させたのはダチョウ倶楽部さんではないでしょうか?

招きのねこ
学生時代に「押すなよ」「ふるなよ」「飲ますなよ」ってもはやフリだったよね。それが面白かったなぁ
にしもん
カリギュラ効果を使ったコミュニケーションって面白いよね!笑っちゃう。

マーケティングにどう活かす?広告例や活用方法

ではカリギュラ効果をマーケティングにどう生かしているのでしょうか?その事例を見ていきたいと思います。

カリギュラ効果事例1:モンスト禁止!モンストやるなよ!

モンスターストライクというミクシーの大人気スマホゲームの広告です。

カリギュラ効果の事例で一番有名?といっても過言ではないのが、カリギュラ芸人のダチョウ倶楽部の「モンストやるなよ」というCMではないでしょうか?

おそらく一度はCMなども見たことがあると思います。

カリギュラ効果|モンストやるなよ
モンスト禁止!

他にも、

モンスト絶対やるなよ
モンスト絶対にやるなよ!良いな!絶対だぞ!

ここまで禁止されると、絶対にやりたくなっやいますね。

インパクト最強すぎて、印象に残っています。

カリギュラ効果2:神田昌典さんの書籍でもよく見かけます

神田昌典さんの書籍のタイトルは凄まじいです。

5分だけ時間をください。【まえがき】だけ読んでみてください。心に響かなかった方は買わないでください!非常識な成功法則

買わないでください!非常識な成功法則
カリギュラ効果抜群の書籍
招きのねこ
コレ強烈だね、本のタイトルよりも「買わないでください!」の文字が大きいねw

神田昌典先生の書籍はカリギュラ効果を活用しているものが多く見られます。

例えば、こちらの「禁断のセールスコピーライティング」という書籍もカリギュラ効果を使っています。

どこかと言うと、初めの「禁断」です。

この触れてはいけなさそうな雰囲気が、逆に、見てみたくなりますし、そそられますね。

カリギュラ効果3:けっして悪用しないでください

心を上手に透視する方法という書籍の帯も大変参考になりました。

タイトル「心を上手に透視する方法」、帯「けっして悪用しないでください」。これいい意味で反則です。

他人の心を見てはいけなさそうな背徳感があるけど見てみたいという心理状態で、「悪用厳禁」なんて言われたら、もう必ず手にとってしまいますよね。

まとめ:マーケティングでカリギュラ効果は悪用厳禁ですからね!笑

カリギュラ効果、伝わりましたか?私はカリギュラ効果に弱いです。親や学校の先生から、「やってはいけない」と言われたことは、片っ端からやって怒られたものです。

どうして禁止されたことや、禁断系、内緒系のことって、やっちゃうんでしょうかね。本当に人間は不思議な行動をする動物ですね。

ブログのタイトルや記事タイトル、バナーの訴求に

  • あえて禁止してみる
  • あえて見ないでって伝えてみる
  • あえてクリックしないでと伝えてみる

使ってみてください。

にしもん
絶対にカリギュラ効果、使うなよ〜
カリギュラ効果とは

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